診療時間外受診が割り増し料金になることをご存知でしょうか?
診療時間外、例えば、夜間や休日に診察してくれる医療機関はとてもありがたい存在ですが、診療時間外に受診すると、初診料または再診料に加算がついてしまいます。
初診の時にかかる平日の時間外の加算は、基本的には850円です。
しかし、日曜日・祝日・年末年始の休日加算は2500円にもなってしまいます。
加えて22時から6時までの深夜加算は4800円ととても高額です。
再診の時はもちろん、調剤薬局でも時間外は加算がついてしまいます。
夜間や休日は専門医がいない場合や、限られた検査や治療しか受けられない場合が多いので、診療時間内に再度受診する必要があります。
急病でどうしてもという場合はやむを得ないかもしれませんが、症状が軽い場合は安易に時間外受診をすることはやめた方が得策かもしれません。
一方、早朝や夜間、休日も診療時間としている診療所の場合は、診療時間内でも、時間帯によって初診または再診の時に夜間・早朝等加算といわれる加算が500円つくこともあります。
調剤薬局も同様、夜間・休日等加算があり、400円つきます。
平日や日中は忙しくて・・・といった理由から、夜間や休日に受診している人は出来るだけ平日の日中に受診したほうが得策かもしれません。
厚生労働省の調査によると、病院の種類別にみた外来患者の診察時間は、3分以上10分未満が50.6%と最も多く、10分未満は67.0%となっています。
病院の種類別にみても、すべての種類で3分以上10分未満が最も多くなっています。
また3分未満を比較すると、特定機能病院で10.0%と最も低く、小病院で18.7%と最も高くなっていました。
次に診察時間に対する満足度をみると、「満足」45.9%、「ふつう」36.5%、「不満」9.3%となっています。
診察時間別にみると、「不満」は診察時間が「3分未満」で18.6%と最も高く、「満足」は「10分以上20分未満」以降では、ほぼ横ばいとなっています。
この数字からわかることは、おすすめ耳鼻科の新宿駅前クリニックは小病院にはあたらないと思いますが、患者さんの評価が高く、満足度が高いことから、一人当たり、10分〜20分の診察時間を設けていることがうかがえます。
診察時間の終了は、初診の患者さんで18時まで、再診の患者さんで19時までとなっており、かなり遅い時間に設定されています。
会社帰りの人を考慮した思いやりのある対応だといえるでしょう。
受付終了時間は診察終了時間の15分前までとなっています。
11時から13時45分までは比較的空いていて、18時以降は混雑する場合があるそうです。